寒くなってきましたね!
内野ぶどう園の果樹園がある大牟田市も、紅葉が終わり、すっかり冬の気配です (*^^*)
さて、内野ぶどう園では現在、ぶどうの剪定を行なっています。
寒い時期に行う剪定作業は、来シーズンのぶどうの出来を決める大事な仕事です。
寒空の下、木の状態を確認し、切る枝、残す枝を見極めながら作業を行っていきます ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
実はこの剪定作業、切った枝が大量に出ます、、、 (^_^;)
切ったぶどうの枝は、頃合いを見計らってまとめて燃やしているのですが、以前から「何か他の用途はないかなぁ」と考えていました。
以前、フラワーアレンジメントをされている方が来園された際、ぶどうの枯れ枝をインテリアなどの材料として使っていただいた事例があるのですが、調べてみると他にも色いろな使い道があることが分かってきました! (・∀・)
その中で、「試してみたい!」と思ったのが、ぶどうの枝を使ったBBQ(バーベキュー)です!
このBBQの燃料には、薪や炭の代わりに剪定作業で出たぶどうの枝を利用します。
この方法は、伝統的なワイン生産国であるフランスやアルメニアなどでワイン用のぶどうを育てている農家が、昔から行なっているスタイルなんだそうです。特にフランスのボルドー地方では、盛んに行われているようですね♪
ヨーロッパのぶどう農家が行なっているBBQ、、、う~ん、なんかお洒落で楽しそうですね! (*≧∀≦*)
このBBQは、まずブドウの枝を燃やし、炭を用意してから始めるんだそうです。そこへ分厚く切った牛肉や豚肉、鶏肉、そして季節の野菜を串に刺して、豪快に焼き上げます(*^ω^*)
BBQと言うよりは「西洋風串焼き」といったところでしょうか。
ぶどうの枝は他の木とは香りが違うらしく、食材を焼き上げる際は良い風味を与えてくれるようですね。何でも、ほのかにぶどうの木の香りがして、とても美味しくなるそうですよ☆
ちなみに、このぶどう枝を使ったBBQは、フランスでは「ブロシェット」、アルメニアでは「ホロヴァッツ」と呼ばれています。
フランスやアルメニアのぶどう農家たちは、家族や親しい友人らと共に、自宅の庭やベランダ、近くの公園などで、こうしたBBQを気軽に楽しんでいるようですね。
無理して遠出をせず、自宅近くで行うのが良いですね。その方が凝った料理も作れそうですし☆
そして、BBQにつきもののお酒!
日本でBBQといえばビールですが、ここではビールではなくワインだそうです!(((o(*゚▽゚*)o)))♡
皆で持ち寄った彩り豊かな前菜をはじめ、ぶどうの枝で焼いた食材を、好きなワインと一緒にゆっくりと楽しむひととき。
うーん、これは近々、真似しなければ 笑 (*゚▽゚*)
内野ぶどう園では、様々な品種のぶどうを育てているので、もしかしたら、燃料に使用するぶどう枝の樹種によって、食材の風味も変わるのかもしれません。
落ち着いたら、色いろと試してみたいですね!
もし、お店などご要望があれば、剪定した状態の良いぶどう枝を「スモークウッド」としてお分けしても良いかな~、などと思っています(๑>◡<๑)
出典
http://jaadiaries.blog.fc2.com/blog-entry-30.html
https://france3-regions.blog.francetvinfo.fr/cote-chateaux/2017/01/10/au-chateau-poupille-philippe-carille-valorise-ses-sarments-de-vigne-en-bois-de-chauffage.html
https://4travel.jp/travelogue/10325022
https://blog.goo.ne.jp/iide3/e/8c8f654288ba026feeb2b0ce2df83d41
http://www.bbqfestival.fr/présentation.html