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コラム

ぶどうの整枝剪定を行いました!(*≧∀≦*)

皆さま、こんばんは! お花見の季節ですね (≧∀≦)
咲いたと思った桜も、早くも来週には散りそうです。今夜は温かいですし、夜桜見物も良いですね~☆

今回はぶどう枝の剪定についてお話しします。マジメなお仕事の話は久し振りのような気が、、、、汗 (^◇^;)

さてさて、今回、行ったのは「整枝剪定」(せいしせんてい)と呼ばれる作業です!
整枝剪定とは、樹木の不要な枝を刈り込んで形を整えることです♫

ブドウに限らず、果樹農家にとってこの整枝剪定作業は栽培の基本のひとつで、とぉぉおおお~~~っても大事な作業なんです (^-^)v
ブドウはつる性の植物で、誘引や剪定が不可欠なんですね!

内野ぶどう園では、大きく分けて2つの整枝剪定方法で作業を行っています。
大まかに分けると、種なしぶどうを「平行整枝」、種ありブドウを「自由整枝」という剪定方法で育てています。

平行整枝の方法は、主枝同士がピシッ! と平行となるように剪定する方法です。
ブドウの実は、等間隔で一直線に伸びた枝に実るので、作業自体は効率的になります。
しかし、枝を伸ばす場所がおおよそ決まっているため、後に述べる自由整枝のように伸ばしたい枝だけを残すということが難しい傾向にあります。

樹勢(樹木の育成状態)などを見極めながら、枝によっては実を付けさせないように判断し、他の枝に養分をまわす、というような判断をすることもあります。
「どの枝を活かすか」といった見極めは、理論はもちろん長年培ってきた経験によるところが大きく、葡萄職人としての腕の見せ所でもあります! ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

これに対して、ブドウの枝を自然な形で伸ばしていくのが自由整枝です。

「伸ばす枝」と「伸ばさない枝」は、こちらで決めていきますが、先の平行整枝よりも自由度が高く、より「力のある枝」を残しやすいのがメリットです。また、平行整枝剪定を行う木よりも、樹勢の維持が簡単です☆

自由整枝では、ブドウの木が子孫を残そうと必死に枝を伸ばしたカタチに沿って剪定を行うので、その枝振りは「自然に近い形」と言えるのかもしれません。
なので、実をつけるブドウには、強い生命力が注がれているように感じます (๑>◡<๑)

次回は「接ぎ木」についてレポートしたいと思います(^_−)−☆