摘粒は房型形成のキモ!
大牟田市ではここ数日間、30℃近い気温が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか☆
現在、福岡のぶどう農家は摘粒作業の真っ最中だと思いますが、内野ぶどう園でもスタッフ総出(13名)で作業を行っています! (`・ω・´)
ぶどうの生産は年間を通じてさまざまな栽培管理が求められますが、この摘粒作業はぶどうの房形を決める最も重要な作業です。
直売所に並ぶ美しいぶどうは、摘粒作業の賜物
ぶどう直売所で皆さまをお迎えする際、「ぶどうの房型がキレイですね」とのお声をいただきますが、この房型の美しさはスタッフの摘粒技術に支えられています。
この摘粒作業はデリケートな作業で、実は品種ごとに残す粒数が決まっています。
福岡でも人気の「シャインマスカット」をはじめ、「クイーンニーナ」、「富士の輝」、「マスカサーティーン」など、それぞれで残す粒数が異なり、これを踏まえて成長した際に見栄えが良くなるように房型を整えていく必要があります。
また、ぶどうの実は日に日に大きくなるため、この摘粒作業は6月の半ばまでと短期間に行う必要があります。
非常にスピードが要求される工程ですので、内野ぶどう園では作業効率アップと品質管理を目的に、①責任者があらかじめ房の高さを調整 ②その後、スタッフが摘粒作業へ入る との流れになっています。
こうすると、ぶどうの房型や重さが揃いやすくなります。
毎年、内野ぶどう園の直売所に並ぶキレイな房型のぶどうは、こうした管理方法とスタッフの摘粒技術に支えられています。
早いもので、直売所オープンまで2カ月を切りました。今年もスタッフ一同、皆さまに美味しいぶどうをお届けできるよう丁寧に作業を行っていきます (*^_^*)