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オリジナル品種の開発! (*⁰▿⁰*)

スッキリしない天気が続いている福岡ですが、皆さま如何お過ごしでしょうか??

1月もあっという間に過ぎ去りそうで、気が付くとまもなく2月!
あと2カ月ほどでぶどうの時期を迎えると思うと、、、月日が経つ流れの速さに震えます (;゙゚’ω゚’) ガクブルデス….

さてさて、内野ぶどう園では昨年、オリジナル品種のぶどうを作るべく、育種計画を進めてきました!
上手くいけばいいなぁ、、、 (*´ω`*) ウフフ

味や香り、大きさなど作りたい理想のぶどうがあるんですよね。(実は名前までほぼ決めているという 笑)

育種は本当に時間と手間のかかる作業で、お世話になっている方々にアドバイスをいただくなどして、試行錯誤しながら育種を進めてきました☆

育種作業のおおまかな手順としては、まずは作りたい品種をイメージし、親となる品種の組み合わせを考えます ( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) モウソウガフクラムヨ♡

そして、ここからが細かい作業!
開花直前の蕾の葯(やく/雄しべの先端にある花粉が入った袋)をピンセットで取り除き、除雄(じょゆう)を行って雌しべだけの状態にしていきます。その後、その雌しべに、かけ合わせの“父親”となるぶどうの花粉を付けます。

春になって芽が生えたら、生えてきたぶどうの特性をじっくり観察しながら、選抜作業に取りかかります。
かけ合わせたぶどうの特性が固定化するように、選抜は枝葉や実の付き方などを見極めながら行う必要があります☆

こうした選抜は、繰り返し繰り返し行なっていきます。
これらは今年に入ってからの仕事なのですが、気の遠くなる作業に加えて繁忙期とも重なるので、今から想像するだけでもめまいがします 笑 (゚ω゚) デキルカイナ….

しかし、仕事にも夢がないといけませんよね!
食べ応えのあるオリジナル品種を育て上げて、皆さまにお披露目できるように全力を尽くします! ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

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ワイン用品種のぶどう栽培見学でうきは市へ!(´∀`*)

皆さま、遅ればせながら新年明けましておめでとうございます!
本年もどうぞ宜しくお願い致します (*≧∀≦*)

さてさて、昨年の年の暮れは後学のために色いろな処へ研修に行ってきました。
その一つが、福岡県で果樹栽培が盛んなうきは市 (*^ω^*)

「水と緑とフルーツの里」と呼ばれているうきは市は、緑豊かな肥沃な土地と温暖な気候が特徴で、ぶどうや柿、桃、梨、イチゴなど四季を通してさまざまな果物が実ります♡

うきは市におけるぶどう栽培は、主に巨峰やピオーネ、シャインマスカットなどが栽培されていますが、そんな同市でただ1人、「自園自醸」スタイルを目指し、ワイン用のぶどう栽培に取り組んでいるのが山口貴宏さんです!

山口さんとは昨年に知り合ったのですが、ワイン用品種の栽培にかける山口さんの情熱に心を打たれ、「ぜひ園地に足を運んでお話を聞きたい!」と思っていました (๑˃̵ᴗ˂̵)

また、内野ぶどう園では「いずれワイン用のぶどうを育ててみたい」と考えていることもあり、選定作業で忙しい年末にも関わらず、実際に園地を見学させていただき、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。
山口さん、当日は本当にありがとうございました! (*^人^*) アリガトウゴザイマス!!

山口さんが管理する園地では、聞いたこともないようなワイン用品種のぶどうがズラリと植えられていました。
ワイン用品種のぶどうは生食用のぶどうと異なり、生育や枝振りも異なる感じです。また、お話を伺っていると、収穫の条件においても生食用とワイン用のぶどうは大きく異なる感じを受けました _φ( ̄ー ̄ )

生食用のぶどうを育てている内野ぶどう園では、味・香り・色に重きを置き、夏に入って上昇し続ける糖分と反比例して下がっていく酸味の兼ね合いを見ながら収穫を行います。

しかし、ワイン用ぶどうの場合は、味や香り、発酵後のアルコール度数などワインのバランスを考え、そこから逆算して収穫していく必要があり、料理人並みの優れた味覚が必要だと感じました! ( ´Д`) メッチャムズカシソウ、、、

個人的にすごい味覚や嗅覚を持っている印象の山口さんですが、お話を聞くとかつて日本にまだ4店舗しかなかったスターバックスコーヒーのスタッフとして働いてそうです!
その後も経験を積んだ山口さんは、「焙煎を専門にやってみないか」と勧められるまでになったそうです。

そんなさまざまな経験や熱い想いが詰まった山口さんのワイン、早く飲んでみたいです!

ワインは収穫から半年ほどで出来るそうなので、もうすぐいただけるはず、、、。今から楽しみです! (*≧∀≦*)