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意外と知らない☆品種名の由来②

さて、個人的に好きな品種名をもう少し紹介していきましょう 笑

次は長野県のぶどう農家・育種家が生み出したオリジナル品種「ラウレイト」。

ココナッツオイルに多く含まれ、抗酸化作用があると言われるLaurate(ラウリン酸)の名を冠した如何にも意味ありげな品種名。

ヨーロピアン風な語呂もカッコイイですよね (*゚▽゚*) カッコイイ….♡

しかしこの品種、育種を行う木が植わっていた場所を品種名の由来にしているのだそうで、その場所というのがトイレの裏、、、 笑

「トイレ裏」を逆から読むと「ラウレイト」となる訳です 笑 エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?

次で最後です 笑

赤系ぶどうの「真沙果」(まさか)。

このぶどうは、ひと粒がゴルフボール並みの大きさになり、糖度も20度に達するほどの驚異的な甘さを持ちます。

育種家本人の「まさか、こんなぶどうができるなんて!」との驚きがそのまま品種名になっているそうです (´⊙ω⊙`)….!!!!

内野ぶどう園でも、このようなオリジナル品種を育てたいな~と思います。

実はときどき、「当園のオリジナル品種ができたらこのような品種名にしよう」と考えています 笑

ちなみに当園の園主は、アメリカ海軍の戦闘機パイロットが主人公の航空アクション映画『Top Gun』(トム・クルーズ主演)が大好きなので、「マーベリック」という品種名が生まれるかもしれませんね(`・ω・´)キリッ

そんなことを妄想しながら、今夜は魚介をたくさん入れた鍋でもつつこうかと思います 笑

寒さも厳しさを増していきますが、どうぞ皆さまもご自愛下さいませ (о´∀`о)♡

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意外と知らない☆品種名の由来①

皆さま、おはようございます♪
日に日に寒さが増してきましたが、皆さまお元気でしょうか??

寒くなるこの時期は、鍋が恋しくなりますね。
冬季は魚も脂がのって美味しくなってくるので、鍋にもたっぷりと魚介を入れて味わいたいですね (о´∀`о) ナベイイネー

内野ぶどう園のある大牟田市は有明海に面しており、珍しい独自の魚種や魚以外の魚介類が多く獲れることが知られています。12月に入るとアンコウやアラ(鍋にすると最高です)、ワラスボ、シタヒラメなどが旬を迎えます。アカニシ貝やワタリガニ、また、シバエビなども今の時期は特に美味しいですね♡

海老と言えば、古代日本ではぶどうのことを「エビ」と呼んでいたのをご存知でしょうか。
何でも、ぶどうのツルの巻き方が、海や川にいる海老のヒゲに似ていたからだと言われています ( ¯෴¯ ) エッヘン

確かに、ヒゲの部分を見ると似てなくはないですね 笑
しかし、海の生物であるエビが命名のヒントになっているのは興味深いです!

その後、「エビ」→「ぶどう」に呼び名が変わっていく訳ですが、これには色いろ説があります。
よく知られているのは、ぶどうを指すギリシャ語の「botrus」(ボトルス)が中国に伝わった際に「葡萄」と呼ばれるようになり、日本でもそのまま漢字が使われた、との説です。ボトルスとの発音から「ブドウ」という和名になったみたいですね _φ(・_・

こうした単語一つをとっても、その由来などを紐解いていくとロマンがあって面白いものです ⭐︎

ところで皆さまは、ぶどうの品種名はどのように決められているかご存知でしょうか。

大方、開発機関や開発者によって命名されることがほとんどなのですが、その由来にロマンを感じられるものはそう多くないような気がします 笑

例えば、大粒の赤系ぶどうである「ゴルビー」。
品種名を決める時期にソ連(当時)のミハイル・ゴルバチョフ大統領が初来日したため、その記念に同氏の愛称であるゴルビーと命名したそうです。

懐かしい記憶がよみがえる方も多いと思いますが、なんとゴルバチョフさんはご存命で御年89歳!
これは間違いなく抗酸化成分を多く含んでいるぶどうを食べ続けていらっしゃるせいに違いありません笑 (ノ∀`*)ノ彡

次回に続きます⭐︎