コラム ぶどうあれこれ

ワイン用品種のぶどう栽培見学でうきは市へ!(´∀`*)

2020年01月17日

皆さま、遅ればせながら新年明けましておめでとうございます!
本年もどうぞ宜しくお願い致します (*≧∀≦*)

さてさて、昨年の年の暮れは後学のために色いろな処へ研修に行ってきました。
その一つが、福岡県で果樹栽培が盛んなうきは市 (*^ω^*)

「水と緑とフルーツの里」と呼ばれているうきは市は、緑豊かな肥沃な土地と温暖な気候が特徴で、ぶどうや柿、桃、梨、イチゴなど四季を通してさまざまな果物が実ります♡

うきは市におけるぶどう栽培は、主に巨峰やピオーネ、シャインマスカットなどが栽培されていますが、そんな同市でただ1人、「自園自醸」スタイルを目指し、ワイン用のぶどう栽培に取り組んでいるのが山口貴宏さんです!

山口さんとは昨年に知り合ったのですが、ワイン用品種の栽培にかける山口さんの情熱に心を打たれ、「ぜひ園地に足を運んでお話を聞きたい!」と思っていました (๑˃̵ᴗ˂̵)

また、内野ぶどう園では「いずれワイン用のぶどうを育ててみたい」と考えていることもあり、選定作業で忙しい年末にも関わらず、実際に園地を見学させていただき、貴重なお話をたくさん聞かせていただきました。
山口さん、当日は本当にありがとうございました! (*^人^*) アリガトウゴザイマス!!

山口さんが管理する園地では、聞いたこともないようなワイン用品種のぶどうがズラリと植えられていました。
ワイン用品種のぶどうは生食用のぶどうと異なり、生育や枝振りも異なる感じです。また、お話を伺っていると、収穫の条件においても生食用とワイン用のぶどうは大きく異なる感じを受けました _φ( ̄ー ̄ )

生食用のぶどうを育てている内野ぶどう園では、味・香り・色に重きを置き、夏に入って上昇し続ける糖分と反比例して下がっていく酸味の兼ね合いを見ながら収穫を行います。

しかし、ワイン用ぶどうの場合は、味や香り、発酵後のアルコール度数などワインのバランスを考え、そこから逆算して収穫していく必要があり、料理人並みの優れた味覚が必要だと感じました! ( ´Д`) メッチャムズカシソウ、、、

個人的にすごい味覚や嗅覚を持っている印象の山口さんですが、お話を聞くとかつて日本にまだ4店舗しかなかったスターバックスコーヒーのスタッフとして働いてそうです!
その後も経験を積んだ山口さんは、「焙煎を専門にやってみないか」と勧められるまでになったそうです。

そんなさまざまな経験や熱い想いが詰まった山口さんのワイン、早く飲んでみたいです!

ワインは収穫から半年ほどで出来るそうなので、もうすぐいただけるはず、、、。今から楽しみです! (*≧∀≦*)