知られていない農薬のセカイ (๑・̑◡・̑๑)
2019年06月22日
皆さま、たいへんお久しぶりですッッ!(*≧∀≦*)
いかがお過ごしでしょうか??
あと1カ月ほどで、ぶどうのシーズンが始まります☆
今シーズンは来月の中旬から始まる予定です。また詳細が決まりましたら内野ぶどう園HPで告知させていただきます! ♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
現在、内野ぶどう園ではスタッフ一同、バタバタとオープンに向けた作業を行っています (*´Д`*) ハァハァ
皆さま、どうぞご期待くださいませ!
さてさて、本日は直売所で接客の際に、よくお客さまからお聞きする件について書いていきたいと思います♪
それは「農薬」についてです!
テレビ番組などの情報から、農薬について漠然とした不安を抱くお客さまも少なくありません ( ˘ω˘ ) デスヨネ….
皆さまは農薬について、どんなイメージをお持ちでしょうか。そもそも農薬とはどういうものなのでしょうか??
小学校や中学校の教科書をみてみると、農薬についての記載はほぼありません (^ω^)
ですので、農業高校出身者をはじめ家族など周りに農業従事者でもいない限り、農薬についての知識を持っている方は少ないと思います。
実は、現在の農薬と昔に使用されていた農薬は大きく変わっています!この件についてご存知でない方が多いと感じていましたので、今回、簡単にご説明出来たらなと思います ♪( ´▽`)
農薬にはたくさんの法律が関係しています。まず、大きく関わっているのが「農薬取締法」という法律です。
○薬取締法ではないですよ (・Д・) ヤクブツ・ダメ・ゼッタイ
様々な用途に応じて使用される薬剤がありますが、この法律の定めによって、農薬かそうでないかが定義されているんです ☆
ちなみに、皆さまがお持ちになっている一般的な農薬のイメージは、農作物の病気や害虫、雑草などを防ぐ役割を持っている薬の総称――ではないでしょうか??
実は、これら防除目的の薬剤だけではなく、農作物の生理機能の増進や、抑制に用いられる薬剤も農薬と定義されているんです!
これらの薬は、私たちが身体機能の増進や健康維持、老化の抑制などを目的に摂取するサプリメントに似ているでしょうか (*´ω`*) サプリネ….
一口に農薬と言っても、ぶどうや桃のように果実をつきやすくするものや、稲や麦のように成長を少し抑えてあげて倒伏(倒れること)を防ぐものなど、色いろな種類があります♫
これらは植物の体内で生成される「植物ホルモン」を利用しています (๑・̑◡・̑๑)
植物ホルモンとは、極微量で植物の発生や成長、分化過程などを調整する作用を持っている有機化合物です。植物が生きてゆくのに必要不可欠なものですね!
当然ながら、自然の状態の植物やぶどうの中にもこれらが備わっています。ですので、お米や野菜、果物などを食べるときに、私たちはごく当たり前に植物ホルモンを摂取しているんですね (*゚∀゚*) シランカッター!!
内野ぶどう園でも、ぶどうの成長促進を目的に「ジベレリン」という植物成長調整剤を使用していますが、これらも植物ホルモンです☆
農業で使用しているジベレリンは、このホルモンを生成する能力の高い菌を培養する発酵法によって作られています。
簡単に言うと、酵母でお酒と造るのと同じですね (*゚∀゚*) シランカッター!!
ここで知っていただきたいのですが、畜産動物の肥育促進を目的に投与されるホルモン剤は「動物ホルモン」と呼ばれ身体に影響を及ぼしますが、動物ホルモンと植物ホルモンは別物です。植物ホルモンが動物に対して、ホルモンの作用を与えることはありません (*゚∀゚*) シランカッター!!
(最新の研究では、実は植物ホルモンと腸内細菌が複雑に影響しあっている事が分かってきており、ガンから肥満に至るまでの有効な治療法が見つかるかもしれない――などのポジティブな発見もあるようです)
ここまで農薬のあれこれについて色いろ書きましたが、まだまだ書ききれないことが多いですね _φ( ̄ー ̄ ) カキキラン….
また、この話題について触れてみたいと思います♫ (*^▽^*)