コラム ぶどうあれこれ

意外と知らない☆品種名の由来①

2020年12月18日

皆さま、おはようございます♪
日に日に寒さが増してきましたが、皆さまお元気でしょうか??

寒くなるこの時期は、鍋が恋しくなりますね。
冬季は魚も脂がのって美味しくなってくるので、鍋にもたっぷりと魚介を入れて味わいたいですね (о´∀`о) ナベイイネー

内野ぶどう園のある大牟田市は有明海に面しており、珍しい独自の魚種や魚以外の魚介類が多く獲れることが知られています。12月に入るとアンコウやアラ(鍋にすると最高です)、ワラスボ、シタヒラメなどが旬を迎えます。アカニシ貝やワタリガニ、また、シバエビなども今の時期は特に美味しいですね♡

海老と言えば、古代日本ではぶどうのことを「エビ」と呼んでいたのをご存知でしょうか。
何でも、ぶどうのツルの巻き方が、海や川にいる海老のヒゲに似ていたからだと言われています ( ¯෴¯ ) エッヘン

確かに、ヒゲの部分を見ると似てなくはないですね 笑
しかし、海の生物であるエビが命名のヒントになっているのは興味深いです!

その後、「エビ」→「ぶどう」に呼び名が変わっていく訳ですが、これには色いろ説があります。
よく知られているのは、ぶどうを指すギリシャ語の「botrus」(ボトルス)が中国に伝わった際に「葡萄」と呼ばれるようになり、日本でもそのまま漢字が使われた、との説です。ボトルスとの発音から「ブドウ」という和名になったみたいですね _φ(・_・

こうした単語一つをとっても、その由来などを紐解いていくとロマンがあって面白いものです ⭐︎

ところで皆さまは、ぶどうの品種名はどのように決められているかご存知でしょうか。

大方、開発機関や開発者によって命名されることがほとんどなのですが、その由来にロマンを感じられるものはそう多くないような気がします 笑

例えば、大粒の赤系ぶどうである「ゴルビー」。
品種名を決める時期にソ連(当時)のミハイル・ゴルバチョフ大統領が初来日したため、その記念に同氏の愛称であるゴルビーと命名したそうです。

懐かしい記憶がよみがえる方も多いと思いますが、なんとゴルバチョフさんはご存命で御年89歳!
これは間違いなく抗酸化成分を多く含んでいるぶどうを食べ続けていらっしゃるせいに違いありません笑 (ノ∀`*)ノ彡

次回に続きます⭐︎